
マンション暮らし
『屋内トランクルーム 』
預けたものは
『家に置いておくスペースはないけれど、捨てられないもの。ひとまず預けて、整理をしていこうと思ったもの。』
荷物を全て引っ越し先に持ちこめない、しかし整理する時間がない
後で使うかもしれないから、何でも残しておきたくなっていた私。
夫は家をすっきりさせたいタイプの人。
徐々に物が増えていく家に夫がイライラしていることが分かりました。
そのような時に夫の転勤が決まりました。
次の家はこの家のようにしないと言われてしまいました。
しかし、引っ越しまで1か月。
捨てるもの、残すものの選択をすぐに始めましたが、思うように捨てられませんでした。
だんだん私自身も追い詰められてきて、この状態は良くないなと思ったので、引っ越し先の近くにあるトランクルームを借りることにしました。
その悩みを放置してると
モノを捨てることに抵抗がない人は、モノが捨てられない人の気持ちは分からないと思います。
モノが捨てられない私も、すっきり暮らしたいとは思っているけれど、自分も全てのものを捨てているわけではないのに、こんなのいらないだろう、なんで取っておくのと何度も言われると腹が立ちました。
トランクルームにひとまず預けるという選択肢がなかったら、こんなにも思いやりのない人だったのかと思い、夫のことを嫌いになったと思います。
トランクルームを利用しようと思ったきっかけ
私はモノが捨てられないうえに、知らない人に自分が使うものを触れられるのは嫌なタイプです。
その上、引っ越し準備を夫から丸投げされており、引っ越し準備を一人でしました。
もういっぱいいっぱいでした。
だから、最後は、新居に持ち込むものと、それ以外で分別して箱詰めしました。
利用するトランクルームは新居から近く、大通りに面している、明るい雰囲気のところに決めました。
このタイプのトランクルームであれば、女性が一人で荷物の出し入れをしても不安を感じずに済みます。
利用して感じたトランクルームのデメリット・メリット
トランクルームのデメリットは預けてしまったら、そのままになるリスクがあることです。
預けているモノをもっと選別して減らせたら、トランクルームに使っている費用が浮くことは分かっているのに、なかなかそうなりません。
メリットはやはり家の中がすっきりすることです。
急なお客様が来ても、家の片づけを慌ててしなくて良くなりました。
トランクルームを利用して生活が変わった!
家の中がとても綺麗になりました。
すっきりしたので、モノを探す回数も減りました。
モノが少ないので、モノを動かして掃除をするということがなくなり、掃除も楽になりました。
捨てられないものの多くは今は使わないけれど、いずれ使うかもしれないというものだったり、使うことはないけれど、思い出があって捨てられないものです。
だから、毎日の生活の中で必要なものではないんですよね。
分かっていたけれど、それがさらにはっきり分かった感じです。
同じ悩みを持つあなたへ
断捨離ブームで、いらないモノはどんどん捨てていくのが良いというような風潮がありますが、捨ててしまったら思い出付きのものは二度と触れることができません。
だから、捨てるにしても、すぐに捨てずにトランクルームにおいて、熟成させてみてもいいと思います。
家の中にそれを置かない時間を作ることで、本当に残しておくべきものが見えてくるかもしれません。
価値観は人それぞれです。
捨てられないという価値観も尊重されるべきではないでしょうか。